平成29年度補正「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金」の公募

各地で平成29年度補正「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金」の説明会がある。

平成29年のIT導入補助金を8社申請して、8社合格させた実績が島田にはある。お客様や関係者からの協力があっての合格率ではあるが、高い水準であることは間違いがない。

申請にあたって必要な書類のボリュームやクオリティは、もちろんIT導入補助金とものづくり補助金では難易度がちがうのだろうけれども、合格率アップを目指すコツはかわらない。その合格率アップのこつを簡単に紹介したい。

  1. 公募要領は憲法である。申請は公募要領に記載されていることを原理主義的に守る。
  2. ものづくり補助金のストーリーは公募要領に記載の「交付の目的」に則ること。
    (交付の目的)
    第2条 補助金は、国内外のニーズに対応したサービスやものづくりの新事業を創出するため、新的な設備投資やサービス開発・試作品の開発を行うための設備投資を行う事業(以下「間接補助事業」という。)を実施する者(以下「間接補助事業者」という。)に対する事業費等に要する経費の一部を補助する事業(以下「補助事業」という。)を行うことにより、我が国製造業等を支えるものづくり産業基盤等の底上げを図るとともに、即効的な需要の喚起好循環を促し、経済活性化を実現することを目的とする。
    ※ストーリーに絶対に必要な要素を赤文字にしました。抜けがあると合格しない。
  3. 加点ポイントは最大限活用する。たまに忘れている会社もある。もったいない。
  4. 中小企業診断士のチェックをうける。審査は誰がしているのか考えてみる。各地のよろず支援拠点を利用すると無料で助言をうけられる。

このような申請書は本当に労力がかかる。プレッシャーもすごい。

つなぐホームページの会員さんであるならば、計画書のブラッシュアップは助言するので、相談があれば電話予約をしてほしい。